大学卒業後、介護の仕事をしましたが、夫が自営業の手伝いのために退職。
20年間手伝いで販売業をしたんですが、私にとっては介護の仕事の方が楽しかったんです。
子育てが落ち着いたこともあり、「やっぱり自分の仕事がしたい」という想いを打ち明け、夫も快く応援してくれました。
50歳にして、もう一度介護の仕事に戻ることに。

仕事探しの条件は
・無資格、20年のブランクありでもOK
・夜勤がない
・自宅から通いやすい
色々な求人を見た結果、デイサービスセンターやながわ大生苑を見つけました。
上記の条件をクリアしていて、お給料がよかったこともあり、応募したのが入社のきっかけです。

《1日の流れ》―――――――――――――――――――――
08:30　出勤、介護実績の管理、計画書の作成
12:30　お昼休憩
13:30　利用者とのコミュニケーション、届出や勤務表の作成
17:30　退勤
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主な仕事内容は、
・デイサービスの管理（申請手続きなど）
・利用希望者への商談
・介護保険請求の手続き
・ケアマネージャー、ご家族との連絡相談
などです。
事務作業と現場での仕事の割合はだいたい8:2～7:3。
現場が手薄なときは、サポートをしています。

やりがいは、利用者さんとのやりとりで生まれる信頼関係ですね。
特に印象的だったのは、半身マヒで車いす生活の利用者さんが、
食事や身の回りのお世話を私にしてほしいと指名してくださったことです。
もともと気難しい方だったんですが、毎日の会話の中で徐々に信頼してもらえるようになりました。
その方はもう亡くなられましたが、一生懸命車いすを動かして、
「森林さん」と近くに来てくれた姿が今でも頭に浮かびます。

名前を覚えてもらえること。
頼ってもらえること。
「ありがとう」と言ってもらえること。
この嬉しさが、私が働く原動力になっています。

入社後は、教育担当の先輩から定期的に指導してもらえます。
資格は持っていなかったんですが、20年前からは状況も変わっていて、
必要性を感じ入社後に資格取得支援を使って介護福祉士を取得。

入社後4年で、施設の管理者に就任しました。
最初は自分がまとめ役になるなんてイメージがつかなかったのですが、
周りの「私がサポートするから！」という後押しもあり、
「やってみよう」とチャレンジしました。

管理者になってからは、売上管理や商談など、施設の運営にも携わる中で、
徐々に経営者目線でものごとを見ることができるようになりました。

また、上司と関わる機会が増え、学びの幅も広がりました。
印象的な学びは、人の話をうまく聞くためのコツ。
それまでは自分から話すことが多かったのですが、
管理者になってからは意識的に「聞く」ようになりました。
今は、皆が気持ちよく働ける環境や人間関係をつくるため、
こまめにコミュニケーションをとるように心がけています。

介護は、利用者さんと接する中で、人のあたたかさを感じることができる仕事です。
この職場は職員同士の人間関係もよく、私自身ストレスを感じずに働けているのが、今まで続いている理由です。
仕事は毎日のこと。
ぜひ、自分が楽しみながら働けるお仕事・職場環境を選んでほしいなと思います。